フィギュアスケートの2010年バンクーバー冬季五輪女子銀メダリストで先日引退した浅田真央さん(26)をねぎらい、3大会ぶり2度目の優勝を果たした日本代表が「まおちゃん ありがとう」と中央部に記された寄せ書きのボードを掲げ、世界のスケーター仲間からもエールが相次いだ。

 日本代表主将の村元哉中選手(24=木下ク)が「真央ちゃんがいなかったら今のスケートの時代はない。だから少しでもみんなからメッセージを書いてほしい」と用意し、海外からの出場選手やコーチたちも書き込んだ。

 浅田さんと同世代で競い合い、16年世界選手権女子で銀メダルを獲得した米国代表主将のアシュリー・ワグナー(25)は「時代のリーダーであるだけでなく、本当に親切で特別な存在。彼女のようなスケーターはずっとみんなの記憶にとどまる」と語った。