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ハンド正常化へ松浪氏「仲介役」名乗り

 ハンドボールのアジア連盟(AHF)と日本協会の関係正常化へ向け、松浪健四郎・文部科学副大臣(61)が2日、仲介役として立ち上がることを明かした。AHFのシェイク・アハマド会長とは、かねて懇意にしており、中東コネクションを利用して、立て直しを図る。

 松浪氏は9日から1泊3日の日程で、カタールに出向き、同国皇太子と会談予定。「王族のことは、王族同士で話してもらうのがいい。皇太子からアハマドに『日本の主張は間違っていないので、考え直してほしい』と伝えてもらうようにお願いする」と話した。

 同氏によると「シェイクに物を言える日本人は私だけ」。アジア・オリンピック評議会の会長も兼ねるアハマド氏に、国士館大からの名誉博士の学位を授与する仲介役を松浪氏が担当した。幾つかの「貸し」があると明かし、場合によっては直談判もできる間柄であることを強調した。

 「中東の笛」がきっかけで、北京五輪アジア予選のやり直しが決まった。しかし、アハマド会長らクウェートの王族が牛耳るAHFは、参加した国に制裁を科すと通知するなど、日本との関係は決して良くない。16年の東京五輪招致に協力しないなど、脅しとも取れる警告を発してきた。

 日本協会関係者はこの日、ナショナルトレーニングセンターのしゅん工式で、松浪氏と接触。「松浪先生は『シェイクのことは任せておけ』とおっしゃった。期待しています」と話していた。

[2008年2月3日8時38分 紙面から]

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