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野球解説者、加藤博一氏が肺がんで死去

 俊足巧打でプロ野球の阪神、大洋(現横浜)などで活躍した加藤博一(かとう・ひろかず)氏が21日午後0時54分、肺がんのため神奈川県横須賀市内の病院で死去した。56歳。佐賀県出身。葬儀・告別式は24日午後1時から神奈川県逗子市逗子3の1の17、延命寺で。喪主は妻晴代(はるよ)さん。

 1970年に佐賀・多久工高(現多久高)からドラフト外で西鉄(現西武)に入団。76年に阪神へ移籍し、80年にはリーグ5位の打率3割1分4厘をマークした。83年に大洋に移ると、快足の高木豊選手、屋鋪要選手とともに「スーパーカートリオ」を結成。86年にはプロ17年目で初めてオールスターゲーム出場を果たした。90年に現役引退後は野球評論家として活躍した。(共同)

[2008年1月21日20時1分]

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