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福知山成美・植田が今季初完投
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福知山成美Vへの足跡 2回戦 7-0 朱雀 3回戦 17-2 乙訓 4回戦 6-0 田辺 準々決勝 6-2 北稜 準決勝 12-2 京都外
大西決勝 8-2 立命館
宇治
<高校野球京都大会:福知山成美8-2立命館宇治>◇7月22日◇決勝
2年ぶりの甲子園切符をつかむと、マウンドの背番号9が激しくガッツポーズをつくった。福知山成美の左腕・植田がこの夏初完投。130キロ台の直球とスライダーを巧みに配し、立命館宇治に8安打を許しながら要所を締めて2失点に抑えた。「うれしい。みんなが打ってくれて楽になった」と喜んだ。
準々決勝で背番号1の近藤均投手(3年)が右手中指を負傷するアクシデント。植田はベンチで見守るエースの分まで、145球を投げ抜いた。本職は外野手だが、今大会は投手としてもフル回転。先発3試合を含む5試合に登板し、2年ぶりの頂点に導いた。
入学時は投手も、打撃力を生かすため昨秋に野手に転向した。8強入りした2年前の甲子園は背番号11でベンチ入りも出場機会はなし。「甲子園ではライトも守りたいし、投手もやりたい」と植田。マルチな才能を発揮して、目指すは先輩超えの4強進出だ。
[2008年7月23日 紙面から]
◆福知山成美1871年(明4)創立の私立校。00年に福知山商から現校名に変更。アカデミー、特進、進学、情報、普通の各コースがある。生徒数は924人(うち女子271人)。野球部は23年創部で部員数125人。甲子園は夏のみ2度出場。主なOBは横山徹也(オリックス)大原秉秀(ヤクルト)。所在地は福知山市字堀3471の1。玉木正弘校長(50)。
京都大会
優勝 | 参加校 | 組み合わせ表 | 春季大会優勝校 | 昨夏代表校 |
---|---|---|---|---|
福知山成美 (2年ぶり3度目) |
78校 | ダウンロード[PDF] |
龍谷大平安 | 京都外大西 |
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