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マー君2年目の神対応!不安説を一蹴

ユニホーム姿でフィールドに入るヤンキース田中(撮影・菅敏)
ユニホーム姿でフィールドに入るヤンキース田中(撮影・菅敏)

 【タンパ(米フロリダ州)21日(日本時間22日未明)=四竈衛】ヤンキース田中将大投手(26)が、キャンプインした。キャンプ用のユニホーム姿で練習。2年目のキャンプが始まった。

 集合日だった前日、日米報道陣の前で記者会見を行った。昨季故障した右肘への不安説に対し「普通にシーズンを送れる」と、自信をのぞかせた。地元ニューヨークの担当記者からの質問は、右肘痛の回復具合に集中した。矢継ぎ早の声に、田中は落ち着き払い、時には笑みを浮かべながら応対した。「去年より、個人的にはいいと思っています。順調に来ていると思います」と言い切った。

 周囲の視線に苦笑しつつ「今シーズン、試合に勝つ、負けるより、肘が切れるか切れないかの方が注目されてるのかなという気分。シーズンが進むにつれ、僕が勝つ、負ける、そっちの方にフォーカスしてもらえるように頑張ります」と続けた。

 ヤ軍としても、田中だけでなく、昨季右膝手術で離脱したサバシアの両輪の動向には、細心の注意を払う方針を固めている。ジラルディ監督は「先発ローテ6人制」についても、「話し合いはしている。一定期間であれば十分にあり得る」と、前向きに検討していることを明かした。1年目の昨季は、超大型契約が過剰に注目を集めたが、今季はまったく違う。右肘をはじめ健康状態がクローズアップされる事実が、チームにおける田中の存在感の大きさを表していた。

 [2015年2月22日8時6分 紙面から]









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