インディアンス先発のバウアーが1回21球を投げたところで、右手小指からの出血が止まらなくなり無念の降板となった。

 先頭のバティスタを見逃し三振に仕留め、2番ドナルドソンは四球で歩かせたが3番エンカーナシオンを中飛に打ち取り2死まできた。しかし、右手小指からの出血が止まらず抑えが効かなくなり、4番トロウィツキーを歩かせ2死一、二塁となったところでマウンドを降りた。このピンチは緊急登板したオテロが5番マーティンを二ゴロに打ち取って無失点に切り抜けた。

 第2戦の先発予定だったバウアーは、趣味の小型無人機ドローンを修理中に小指を切るけがをし、第3戦に登板が変更になっていた。前日会見では「大バカだと思う」と反省。肝心の投球については「小指は使わないので影響はない。楽しみにしている」と闘志を燃やしていたが、唇をかみしめながら2/3回でマウンドを後にした。