大リーグ歴代2位の938盗塁をマークしたルー・ブロック氏(77=元カージナルス)ががんで闘病中であることを、カ軍が発表した。

 1985年に殿堂入りも果たしている同氏は血液のがんの一種である骨髄腫を患い、現在治療中だという。

 ブロック氏は今月25日にカ軍本拠地ブッシュスタジアムで行われるブルージェイズ戦でのイベントに登場する予定だったが、キャンセルとなった。

 同氏は球団を通じ「イベントに参加できず、残念に思います。(妻の)ジャッキーと私は、友人たちやファンの方々からの多くのはげまし、支援に感謝しております。可能な限り最高の治療が受けられることに感謝し、これからもカージナルスの優勝を見たいと思います」とコメントした。