大リーグ公式サイトによると、キューバ出身のルイス・ロベルト外野手(19)が20日(日本時間21日)、大リーグ機構からフリーエージェント(FA)として認定された。これにより5月20日以降はどの大リーグ球団とも契約できることになった。

 ロベルトは昨年11月に大リーグでのプレーを目指して米国入り。FA申請を行っていた。同外野手が抜けたキューバ代表は今年のワールド・ベースボール・クラシックで3番の穴を埋めるのに苦心した。

 ロベルトは米国出身選手以外では、日本ハム大谷翔平投手(22)に次ぐ有望株として、大リーグでの活躍が期待されている。右投げ・右打ち、191センチ、93キロの大型外野手。

 5ツールプレーヤー(打率、長打力、走塁、送球、守備力に優れる選手)で、キューバ・リーグでは昨年、打率3割9分3厘、12本塁打、11盗塁をマークした。

 大リーグ公式サイトによるとアスレチックス、アストロズ、カージナルス、ホワイトソックス、パドレス、レッズなどが獲得に興味を示しているという。