前日まで7連敗を喫し地区4位と低迷するカージナルスは9日(日本時間10日)、通算1761安打のジョニー・ペラルタ内野手(35)の戦力外とコーチ陣の再編を発表した。

 オールスター3度出場を誇るペラルタだが、今季は21試合でわずか11安打。打率2割4厘で長打、打点とも0だった。左肘痛で戦列を離れていた正二塁手ウォンの復帰に伴い、メジャー40人枠から外され事実上の戦力外となった。球団公式サイトによると、トレード先が見つからなければ契約解除になるという。今季が4年契約の最終年で年俸1000万ドル(約11億円)を残している。

 チームはコーチ陣にもメスを入れた。マロニー三塁コーチが異動になり、今季からクオリティー・コントロールコーチを務めているマイク・シルツ氏が同職に就任。また、ミラー打撃コーチ補佐が休養に入り、82年に大洋でプレーしたマーク・ブダスカ氏(64)が傘下3Aの打撃コーチから昇格した。