ヤンキースの新人強打者アーロン・ジャッジ(25)が、ブルージェイズ戦で両リーグ最多の今季29本塁打となる2ランを放ち、球団の新人最多本塁打記録に並んだ。

 0-4と追う展開の4回無死一塁で、先発右腕エストラーダの初球をとらえセンターへ運んだ。

 ヤンキースの新人最多本塁打記録は、ジョー・ディマジオが1936年に樹立。ジャッジは前半戦が終了する前にこれに並んだことになり、怪物ぶりを見せつけた。

 ジャッジは昨年8月13日にメジャーデビューし、昨季は27試合に出場、打率1割7分9厘、4本塁打、10打点だったが、今季飛躍的な成長を見せ、ここまで打率3割3分3厘、29本塁打、65打点。マイナーでは、球団のGM特別アドバイザーを務める松井秀喜氏(43)の教え子でもあった。

 ジャッジは、ディマジオの球団新人記録に並んだことに「非常に光栄なことです」と話した。