首の張りによる故障者リスト(DL)入りから復帰したカブス上原浩治投手は同点の延長10回に登板し、2失点でこの回を投げ切れなかった。「自分が悪い。このままじゃやばい」と危機感を漂わせた。

 先頭に安打を許し、失策絡みで1死一、二塁に。2死後に適時打されて降板し「コントロールが良くない。実力でしょう」と自嘲気味に話した。

 ただ、味方がその裏に3得点で逆転サヨナラ勝ちを収めた。黒星は免れ「チームにとっては良かったんじゃないですか。(自分は)何もうれしいことはないですね」と振り返った。