メッツ青木宣親外野手(35)がホームデビュー戦となるフィリーズ戦に「2番右翼」で出場し、移籍から3試合連続安打を記録した。

 3回1死無走者で先発右腕ライターから左翼線二塁打を放ち、3番カブレラの2ラン本塁打でホームを踏んだ。4回には1死一、三塁で二ゴロを打ち、打点を挙げた。1回の第1打席は二ゴロ、5回の第4打席は見逃し三振、7回の第5打席は右飛で、5打数1安打1打点1得点だった。打率は2割7分8厘。

 メッツでの新たな登場曲は映画「ゴーストバスターズ」のテーマ曲を選び、乗りの良いファンから好評だった。ホーム初安打のときは、大きな拍手を浴びた。

 7月末にアストロズからブルージェイズにトレードされた青木は、8月28日にメジャー40人枠から外され、翌日に自由契約。2日にメッツに移籍し、その日から3試合連続でスタメン出場している。

 青木は試合後、毎日先発出場で多く打席が回る今の状況を「楽しい」と話し、現在の心境を「もう2日たってるからか、気持ちはもう、自分はメッツになっているっていうか、切り替え早いですね」と話した。