ヤンキース田中将大投手(28)が明日18日(日本時間19日)、アストロズとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦先発を前に最終調整と会見を行った。

 13日の敵地での第1戦では6回を4安打、2失点と好投したが、15年サイ・ヤング賞投手の左腕カイケルとの緊迫した投げ合いとなり黒星を喫した。

 田中はカイケルとの投げ合いについて「バッターと対峙(たいじ)するわけなんで。自分がどれだけコンスタントにいいボールを投げられるかというところが大事だと思うんで、相手ピッチャーを意識するということはないですね」と話した。また第1戦の登板時に、打球を左内ももに受けたが「日に日によくなってきて、投球には全然問題ない感じだと思います。トリートメント(治療)は毎日受けてます」と話した。

 この日の第4戦前には、キャッチボールの際に捕手を座らせて22球を投げ、いつもより時間をかけてダッシュなどを行った。