米大リーグで球団幹部や代理人がフリーエージェント(FA)選手らの移籍交渉を行うゼネラルマネジャー(GM)会議は13日(日本時間14日)から4日間、フロリダ州オーランドで開催される。プロ野球日本ハムからポスティングシステムによるメジャー挑戦を表明した大谷翔平選手の評価、ドジャースからFAとなり、今オフの目玉とされるダルビッシュ有投手の動向などに注目が集まる。

 GM会議はストーブリーグの本格的な幕開けで、大谷の代理人のネズ・バレロ氏も例年姿を現している。大谷が米国でも投打の二刀流に意欲を示していることで、日米両球界が改正を協議中のポスティングシステム発効後の交渉を見据え、各球団の方針や受け入れ態勢などを探る場にもなる。

 日本人のFA選手は今季マーリンズで現役最年長野手としてプレーした44歳のイチロー外野手、カブスに所属していた上原浩治投手、メッツを自由契約になった青木宣親外野手、右肩故障のためマリナーズで未勝利だった岩隈久志投手がいる。