ポスティングでのメジャー移籍を表明している日本ハム大谷翔平投手(23)は米到着から一夜明け、代理人とのミーティングを実施。日本ハムは今日1日(日本時間2日)にポスティングシステムの申請手続きを行い、いよいよメジャー球団との交渉が解禁される。

 前日にロサンゼルス入りした大谷は11月30日(日本時間12月1日)、代理人のネズ・バレロ氏ら関係者とミーティングを行った。報道陣の前に姿を見せることはなかったが、大リーグ各球団の動向や情報を交換したとみられる。獲得を希望している球団からは既に、入団した場合の利点や育成方法を説明した回答書が随時、大谷サイドの手元に届いており、直接面談する移籍先の絞り込みの段階に入っているようだ。

 今週中には同市内で、MLB球団との関わりが深い医療施設でメディカルチェック(身体検査)を受け、同時にトレーニングをしながらコンディションを整えていく模様だ。今回の新ポスティングシステムで定められた契約期間は21日間だが、大谷本人は所属球団の早期決定を望んでおり、11日から始まるMLBウインターミーティング前までに結論を出すとみられる。現地時間の週明け4日(同5日)以降にも本格的な交渉に入る予定で、最終的な移籍先の選定を進めていくこととなりそうだ。