ポスティングシステムでの米大リーグ移籍を目指す日本ハムの大谷翔平投手(23)が、ドジャースと4日に交渉を行ったと、米メディアが5日報じた。

 ドジャースは前田が所属し、今季途中にはダルビッシュもトレードで移籍して29年ぶりにワールドシリーズに進出した。レギュラーシーズンでは30球団最多の104勝を挙げてナ・リーグ西地区5連覇。潤沢な資金力で「歴代で最も完成されている」といわれた巨大戦力を整えたが、悲願の世界一に向けて大谷の獲得を狙っている。

 母親が日本人で沖縄生まれのロバーツ監督や、大谷の二刀流に理解を示しているフリードマン編成部長、ザイディGMらが出席して熱意を伝えたとみられる。

 大谷の交渉は7球団に絞っているとされ、4日にはNBCスポーツ(電子版)がジャイアンツが大谷側と初めて接触し、交渉したと報じていた。