日本ハムからポスティングシステムで、エンゼルスへの移籍を決めた大谷翔平投手(23)の診断結果が報道機関に漏れて記事化されたことを受け、大リーグ機構が球団関係者の調査に乗り出すと14日、スポーツ専門局ESPN(電子版)が報じた。

 大谷とは計7球団が交渉。交渉の過程で各球団に診断結果が提示されていたという。

 12日までにスポーツ・イラストレーテッド誌(電子版)が、右肘に自身から採取した血小板を使って組織の修復や再生を図る「PRP注射」と呼ばれる治療を受けていたと報道。同日にヤフースポーツは右肘の内側側副靱帯(じんたい)を損傷していたと伝えた。これに対し、エンゼルスのエプラー・ゼネラルマネジャーは「肘の状態は彼の年齢に相応している。精密検査の結果には満足している」と声明を発表していた。