張本勲氏が29日、TBS系テレビ「サンデーモーニング」に出演。28日(現地27日)のヤンキース戦で左足首を捻挫したエンゼルス大谷翔平投手についてコメントした。

 大谷は内野ゴロを放ち一塁に駆け込んだ際に左足首をひねった。

 「練習不足なんですよ。左(足首)やったでしょ。日本ハム時代は右をやってるんですよ。5年間、これでもか、これでもかと走り込まないと。一番大事で嫌なことなんですけどね。これからもっと出ますよ。心配ですね」と話した。

 さらに「我々は嫌なほど走らされて、ほとんどケガしないですよ。少々(野手と)ぶつかっても大丈夫だった。大谷は心配ですよ」と続けた。

 それでも投手の大谷については「アメリカのヘボバッターは打てませんよ。低いボール球ばっかり振っている。そこへ胸元へ速い球を投げるでしょ。大谷の速い球はものすごいから」と評価。「しつこいようだけど、ケガはしないでもらいたい」と気遣っていた。