ナショナルズは10日、先発右腕スティーブン・ストラスバーグ投手と救援右腕のブランドン・キンツラー投手を10日間の故障者リスト(DL)に入れた。

 ナショナルズはストラスバーグについて、右肩の炎症によりDL入りさせる意向を9日に明かしていた。キンツラーは右前腕屈筋群の故障によりDL入り。9日のジャイアンツ戦で8回からマウンドに立ったが、同箇所の張りを訴え、1/3回を投げて降板していた。ただし、キンツラー自身は10日、「重症ではないと思う。復帰時期は分からないが、10日を超えることはないだろう」と述べている。

 今季ここまでストラスバーグは13試合に先発し、6勝6敗、防御率3・46。キンツラーは31試合に登板し、1勝2敗2セーブ13ホールド、防御率4・45の内容となっている。

 一方、ナショナルズではダニエル・マーフィー内野手が右膝の手術からの復帰が近づいている。マーフィーは10日にチーム練習に加わっており、デーブ・マルティネス監督も12日から始まるヤンキースとのロード2連戦に同選手を帯同させる意向を示している。