スポーツサイト「FRSスポーツ」のジョン・ヘイマン記者は関係者の話として、グレード2と診断されたエンゼルス大谷の右肘靱帯(じんたい)損傷は、17年にグレード1と診断されて治療した箇所とは違う場所だと報じた。

 エプラーGMは大谷の右肘に関して話すことを拒否しており、今回の故障が新たな箇所だとしても、復帰のプロセスに与える影響は不明。ただチームは基本的には手術を回避したい意向。同僚リチャーズも手術せずに患部の再生を目的としたPRP(多血小板血漿=けっしょう)注射で治療。その後、好投を続けている。また同サイトは田中(ヤンキース)サンタナ(ツインズ)フェルナンデス(マリナーズ)らが靱帯の故障を抱えながら何年も活躍している例を挙げている。