両太もも裏の張りで故障者リスト(DL)入りしているヤンキース田中将投手が4日(日本時間5日)、傘下のマイナー3Aスクラントンの一員としてバファロー戦に先発し、5回を本塁打を含む3安打2失点、無四球で4三振を奪った。

 走塁中に負傷した6月8日のメッツ戦以来の実戦復帰。1回に右前打と本塁打で2点を失ったが、その後は14人連続でアウトを奪うなど安定した投球だった。69球を投げ、球場内の表示で最速92マイル(約148キロ)を記録した。

 田中は戦線を離脱後、球団施設のあるフロリダ州タンパなどで個別に調整してきた。早ければ9日(同10日)のオリオールズ戦で復帰する。