エンゼルス大谷翔平投手(24)が、2試合連続で先発メンバーから外れた。

 相手の先発は左腕パクストン。今季8勝3敗、防御率は3・49で、5月にはノーヒットノーランを達成している。

 この日は大谷のボブルヘッド人形が来場者に配られる「大谷ダブルボブルヘッドデー」。スタジアム開場前から多くのファンが球場に駆けつけたが、大谷はベンチ待機となる。2試合連続でスタメンから外れていることについて、ソーシア監督は「翔平は左投手を打つ能力はあるが、(右打者の)マルテを打席に立たせたいのもあるし、大きなビジョンで考えている。もちろん(大谷が)打席で感覚が良くなってくれば、左相手にも対戦していくだろう」と話した。

 また、13日(同14日)からは敵地ドジャースタジアムでドジャース3連戦が始まる。ナ・リーグの本拠地での試合のため、指名打者制がなく、大谷は3試合とも途中出場となる。将来的に守備をさせたい考えはあるかと問われたソーシア監督は「もちろん、ピッチャーで戻ってきたときに(投手として)守備もするだろう」と話すにとどめた。