エンゼルスの主力野手イアン・キンズラー内野手(36)が交換トレードでレッドソックスに移籍した。30日(日本時間31日)球団が発表した。26日(同27日)には正捕手のマーティン・マルドナド捕手(31)がアストロズへ移籍したばかり。またも主力がトレードで移籍することとなった。

 キンズラーは昨オフにタイガースから移籍し、正二塁手として活躍。打率2割3分9厘とやや打撃に課題はあったが、軽快な守備と堅実な走塁でチームに貢献していた。また、大谷翔平投手(24)が4月3日に初本塁打を放った際には、「サイレント・トリートメント」の仕掛け人の1人としてその場を盛り上げるなど、ベテランとして存在感を示していた。

 キンズラーの移籍についてビリー・エプラーGMは、メディアの電話取材に応じ、「非常に難しい決断だった。昨年12月にチームに加入してくれて、感謝している。難しいことだったけど、今の球団にとって一番の選択だった」と話した。

 エンゼルスはキンズラーとの交換で、レッドソックス傘下の3Aに所属するマイナー選手2投手と金銭を獲得した。