カブスのダルビッシュ有投手は8日、実戦形式の練習に登板し2イニング、33球を投げた。同様の練習をさらに積んでから傘下マイナーリーグでの登板を検討するという。MLB公式ウェブサイトが報じた。

 ダルビッシュが打者を相手に投げたのは6月25日、傘下1Aサウンスベンドでの試合以来で、カブスのジョー・マドン監督とジム・ヒッキー投手コーチ、チームの医療スタッフ、さらにはカブスに入団したコール・ハメルズ投手も見学した。

 マドン監督はダルビッシュの投球内容について「とてもよく投げていて故障の影響は見られなかった」とコメント。「速球は93マイルに達し、カーブとカットボールもよかった。力が抜けているように見えた」と評価した。