エンゼルス大谷翔平投手(24)が、約3カ月ぶりにメジャーで投手復帰した。3回途中、2安打2失点、49球を投げたところで交代。チームは敗れ、大谷に2敗目の黒星がついた。試合後の大谷の一問一答は以下の通り。

-最速99・3マイル(159・8キロ)が出た初回について

2アウトまではそれなりにすぐとって、そこからちょっと、もったいなかった。もうちょっとテンポよくいければ良かった。

-球威については

そんなに力を入れるつもりはなかったんですけど、人が入っていて、上の舞台(メジャー)で投げるというところで、勝手に出力が上がったのかなと。それなりに良いボールもあったかなと思います。

-そういうところで、腰の張りにつながった

明らかに練習で投げる出力よりも高いですし、体にかかる負担も大きくはなるので、明日の状態もみて、もう1回しっかりやりたいなと思います。

-打球に手が出た。もし、手を出していなかったら、もう少しいけたという感じはあるか

もちろん、手は出さない方が良いと思うので、そこも含めて、なんとか我慢できるようにしないといけないかなと思う。なんとか1個のアウトを必死で取りに行くというのも大事だなと思うので、そういう気持ちは大事かなと思います。

-右手が出たことに対して、後悔はあるか

後悔は、結果的に投げられてはいたので、あれで降板という形になったらもっと、後悔があるのかなと思います。僕も出したくて出した訳ではないので、難しいかなと思います。

-気がついたら出ていたという感じか

むしろ、捕れなかったっていうことの方が、直後は思うものなので、なかなか出さないっていう判断は難しいかなとは思う。なるべく、そうならないようにしたいとは思っていますけど、難しいかなと思います。

-止めるのではなくて、捕るつもりだったのか

捕るつもりでした。

-久しぶりのマウンドに戻った時の気持ち

自分が思っていたよりも、緊張はしていたのかなとは思うので、完成度も含めて、それほど高い訳ではなかったかなと思います。もちろん、100を求めてはいますけど、なかなか難しいかなと思うので、なんとか次の登板で、今日よりも良くなるように、進んでいきたいなと思ってます。

-マウンドから見る景色は

景色は変わらなかったです。

-登板後、体の状態、肘の状態はどうか

今のところは大きくは問題ないかなと思うので、明日になってみないと、張りとかも分からないかなと思います。

-3回、球速が落ちたことについて

指も含めて、大丈夫かなとは思ったんですけど、当たった直後よりかは違和感があったのかなと思うので、そういうところもあるかなとは思います。

-3回は自分のピッチングではなかった。それでも継続して投げていたのはなぜか

投げられるならいけるところまで、しっかり仕事をしていくのが先発だと思っていますし、下がる(降板する)ほどのものではないと思っていた。その中で抑えることも必要。いつも万全にいけるという訳ではないので、結果的には甘くいったボールをしっかり本塁打にされたので、そこは反省点かなと思います。

-球速が落ちていたのは実感していたか

あまり(球が)走っていないという感じだったので、そんな感じはあったかなと思います。

-復帰できた喜びは

喜びはもちろんあります。投げられるなら投げたいですし、そこはもうずっと変わらないので。シーズン中はできることをやるべきかなと思っているので、そのためのステップはしっかり踏んで来られた。今日の結果をしっかり受け止めて、また次回につなげられれば良いかなと思ってます。