メッツの主将で今季限りの現役引退を表明しているデービッド・ライト三塁手(35)が本拠地でのマーリンズ戦に3番・三塁で先発し、満員の大観衆からスタンディングオベーションを受けた。

ライトは初回に四球を選び4回には一邪飛に倒れ、予定通り2打席で退いた。1打数無安打の成績だった。守備では三塁ゴロ1本を問題なくさばいた。

5回表を前にミッキー・キャラウェー監督が守備選手の変更を告げ、ライトが交代となると、観客からの歓声が3分15秒もの間響き続けた。ライトは帽子のつばに手をやり、また胸をたたくような仕草でファンに応えた。