12月3日にポスティングシステム申請を行うと発表した西武菊池雄星投手(27)について23日付の米メディアが大きく伝え、争奪戦への機運が高まってきた。大リーグ公式サイトは、敏腕記者ケン・ローゼンタール氏がMLBネットワークで菊池について解説した動画を紹介。同記者はコービン(ダイヤモンドバックス)カイケル(アストロズ)らメジャーで実績あるFA先発投手に次いで菊池が5番目に高額な契約を勝ち取るだろうと予想した。

CBSスポーツ電子版は「菊池について知っておくべきすべての事」と題した特集を掲載。あるスカウトの「変化球は平均かそれ以上。持ち球はどれも質が高く優れた投手」というコメントなどを紹介した。ジャイアンツの番記者ヘンリー・シュルマン氏はツイッターで「ジャイアンツも争奪戦に参加するだろう」とつぶやき、複数のメディアがレッドソックス、フィリーズ、パドレスなどが参戦する見通しだと伝えた。