エンゼルスに今季所属したルイス・バルブエナ内野手(33)と元横浜(現DeNA)、ロッテのホセ・カスティーヨ内野手(37)が母国ベネズエラで死亡した交通事故に関して、ベネズエラの警察が強盗容疑で4人を逮捕したと7日、現地メディアが伝えた。

窃盗団が投石や進路妨害などで事故を誘発し、動けなくなった車から金品を奪ったという。同国では一般的な手法で、4容疑者は亡くなった両選手の所持品を持っていた。なお、車に同乗し一命を取りとめた元ヤクルトのカルロス・リベロ内野手(30)は命に別条はなく、回復に向かっているという。

事故を受け、大リーグ機構のマンフレッド・コミッショナーは「野球界にとって悲しい日となった。2人の遺族や親友にお悔やみを申し上げる」と追悼し、エ軍エプラーGMも「突然の訃報で深い悲しみを感じている」とコメント。元同僚のトラウト外野手らもSNSなどで故人を悼んだ。