カージナルスに所属する元巨人のマイルズ・マイコラス投手が20日、フリーエージェント(FA)となる前に契約延長交渉を行うことについて、前向きな姿勢を見せた。MLB公式サイトが伝えている。

アダム・ウェインライト投手、マイケル・ワカ投手と並び、開幕ローテーション3選手の1人であるマイコラス。今季が契約最終年となるが、延長交渉について「カージナルスと代理人がまとめなくてはならないこと。数字がまとまり、すべてのことが明らかになれば、そういうことはきっと起こるだろうね」と述べた。

契約延長交渉は春季キャンプ中に行われることがよくあるが、マイコラスは必要があればレギュラーシーズンまで長引いてもいいと考えている様子。「自分は『この日を過ぎたらもう話をしないでくれ』と言うタイプの人間ではない。かなりおおらかなタイプなんだ」と述べ、交渉に期限は設けないとの姿勢を示した。

2014年以来のメジャー復帰を果たしたマイコラスは昨季、18勝4敗、防御率2・83をマーク。初のオールスター選出を果たしたほか、敵地では負けがなく、勝率8割1分8厘はナ・リーグトップだった。