昨年10月に右肘のトミー・ジョンと呼ばれる靱帯(じんたい)手術を受けたエンゼルス大谷翔平投手(24)がマイナーの試合でリハビリ出場することなく復帰するプランを立てていると14日(日本時間15日)、エプラーGMが明かした。

故障で長期離脱した選手が復帰する際は通常、野手ならマイナーで最長20日間のリハビリ出場の機会が与えられるが、同GMは「マイナーリーグの試合では調整しない」と話した。球団は、医療スタッフがそばにいる状況で、球場に設置されている弾道測定器「トラックマン」なども活用し、状態を常に把握しながら復帰時期を決める方針の模様。順調なら5月の復帰を想定している。

大谷は昨年6月に右肘の内側側副靱帯の損傷で戦列を離れた際も、マイナーの試合に出場せず、本拠地アナハイムで実戦形式の打撃等を行い、約1カ月後に復帰した。