マリナーズのイチロー外野手(45)が、第一線を退く意向を球団に伝えたことが21日、関係者の話で分かった。

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イチローの歩み・日本時代

◆91年11月22日 オリックスからドラフト4位で指名される。

◆92年7月11日 ダイエー戦に途中出場し1軍デビュー。初打席は二ゴロ。

◆同7月12日 ダイエー戦に9番左翼で先発。5回に木村からプロ初安打。

◆同7月17日 ジュニアオールスターの8回、代打で決勝弾を放ちMVP。

◆93年6月12日 近鉄戦の8回、野茂からプロ初本塁打。

◆94年4月7日 登録名を「鈴木一朗」から「イチロー」に変更と発表。

◆同6月12日 ロッテ戦でプロ野球史上初の「サヨナラ振り逃げ」。

◆同8月10日 日本ハム戦で57試合連続出塁のプロ野球新記録。同26日近鉄戦まで69試合に伸ばす。

◆同9月20日 ロッテ戦の6回に園川から二塁打を放ち、プロ野球史上初のシーズン200安打を達成。

◆同10月9日 210安打、打率3割8分5厘でシーズン終了。

◆95年9月19日 西武に勝ってリーグ優勝決定。

◆同10月2日 最終戦までフル出場し、69年王(巨人)以来、パ・リーグ初の全イニング出場の首位打者。首位打者、打点王、盗塁王の「3冠」は史上初。

◆96年7月21日 オールスター第2戦の9回2死、打者松井(巨人)の場面で登板。全セの野村監督は松井に代打高津(ヤクルト)を送り、結果は遊ゴロ。

◆同9月23日 日本ハム戦の延長10回にサヨナラ二塁打を放ち、2年連続リーグ優勝を決める。

◆同10月19日 巨人との日本シリーズ第1戦で延長10回に決勝アーチ。

◆同10月24日 巨人に5-2で勝ち、初の日本一。

◆97年6月25日 日本ハム戦の4回、下柳から三振を喫するまで216打席連続無三振のプロ野球記録。

◆98年10月9日 最終戦に出場し、5年連続全試合出場。首位打者も5年連続で、67~70年張本(東映)の4年連続を抜く新記録。

◆99年4月20日 日本ハム戦の9回に金村から本塁打を放ち、史上最速となる757試合目で通算1000安打を達成。

◆同7月6日 西武戦の9回に松坂から通算100本塁打を記録。

◆同8月24日 日本ハム戦で死球を受け、翌日から欠場。連続試合出場が763試合でストップ。

◆00年10月13日 本拠地最終戦の西武戦で途中出場し1軍復帰。これが日本最後、951試合目の出場。