昨季にナ・リーグのサイ・ヤング賞を獲得したメッツのエース右腕ジェイコブ・デグロム投手が、右ひじを痛めて負傷者リスト(IL)入りする見込みとなった。

これはメジャーリーグ公式サイトがブロディ・バンワゲネンGMの話として報じたもの。IL入りは16日にさかのぼって適用され、デグロムの最短復帰は26日となる。

同サイトによると、バンワゲネンGMはデグロムが丸一日以上も右腕に軽い痛みを感じていたことがIL入りの決め手になったとコメント。デグロムは症状が先週から続き、先発登板の間のルーティンがこなせていなかったという。

30歳のデグロムは今季開幕前に5年1億3750億ドル(約153億9000万円)でメッツと契約延長。昨季は10勝9敗、防御率1・70でサイ・ヤング賞に選出され、今季も開幕から2試合の好投で殿堂入り投手ボブ・ギブソンの持つ26試合連続クオリティスタートのメジャー記録に並んだ。

しかしその後はここ2試合の先発で合計9イニングを投げて13安打、5四球、9失点と精彩を欠いていた。