ドジャース前田健太投手(31)が敵地ジャイアンツ戦に先発し、平成最後のマウンドで5回0/3を7安打無失点で降板した。

ナ・リーグ最多に並ぶ4勝目の権利を持って降板したが、救援陣が2点リードを逆転された。

前回23日カブス戦は立ち上がりに投球が窮屈になり、4回6失点で2敗目。今回は反省を生かし、積極的にストライクゾーンで勝負しに行った。

1回から6イニング連続で安打を許したが、要所を締めた。両チーム無得点の5回2死一、二塁、3番ベルトをチェンジアップでメジャー通算500個目となる三振を奪うと、思わずほえた。

打線は6回表に2点を先制。6回裏、先頭4番ポージーに右越え二塁打を浴びたところで降板した。球数は73。3奪三振、2四球の内容だった。

試合後は「毎回走者を出しましたけど、結果的に無失点でマウンドを下りることができた。味方にたくさん助けられながら抑えることができた。なんとか粘り強く投げることができました。前回四球をたくさん出してボール球も多かった。とにかく力強くストライクゾーンで勝負することを意識しました」と振り返った。