MLB公式サイトは10日、メジャー史上最高のデビューを飾った選手として、投手17人、打者16人を選出。2004年から2010年までメジャーで活躍し、現在は西武の2軍監督を務める松井稼頭央氏がその1人に選ばれた。

松井氏はメッツ在籍時の04年4月6日、ブレーブス戦でデビュー。開幕戦先頭打者初球アーチという衝撃のパフォーマンスを披露し、3打数3安打、2二塁打、1本塁打、3打点、2四球(敬遠1)をマークした。

同サイトは「どの選手にとっても、メジャーのデビュー戦は人生で最も忘れられない瞬間だ。だが、全米の野球ファンが忘れられない選手というのは、選ばれた数名だ」とし、松井氏については「メッツの熱狂的なファンの間で、カズオ・マツイの名は今も語り継がれている。彼は3シーズン(04年、05年、06年)連続で初打席で本塁打を放った選手であり、メジャーのデビュー戦で本塁打を記録した数少ない選手の1人だ」と紹介した。

松井氏は06年途中にメッツからロッキーズに移籍。その後08年からアストロズでプレーした。7シーズン通算で、打率2割6分7厘、出塁率3割2分1厘、長打率3割8分、102盗塁を記録している。