ヤンキースのジャンカルロ・スタントン外野手が、右大腿(だいたい)四頭筋に張りがあるとして、先発から外れた。アーロン・ブーン監督によれば、スタントンは前日行われた優勝決定シリーズ第1戦で2回に単打で出塁したが、その後走塁でアウトを取られた際に負傷したという。

アーロン・ブーン監督は13日の試合前に、スタントンが負傷したことは第1戦が終了するまで分からなかったとコメント。同選手は6回にソロ本塁打を放ったほか、ライナー捕球といった素晴らしい守備も見せていた。

ブーン監督は「第3戦で彼が戻ってこれることを願っている。今後48時間でどうなるか見ることになる」と語った。一方で、第2戦ではスタントンを代打で起用したり、緊急事態に守備で使ったりする可能性もあるとした。

スタントンは上腕二頭筋、肩、ふくらはぎ、膝のケガにより、レギュラーシーズンは18試合の出場にとどまっていた。特に右膝の故障では9月18日に復帰するまで2カ月近く離脱を余儀なくされたが、ポストシーズンでは開幕から4試合すべてに出場していた。(AP)