ナショナルズのエース右腕マックス・シャーザー投手(35)が、悲願のワールドチャンピオンに歓喜した。天王山の一戦に先発し、5回7安打2失点。終盤の逆転劇につなげた。勝利の瞬間は、ベンチから真っ先に駆けだし、仲間と喜びを分かち合った。

試合後の表彰式では感極まり、涙を流した。ワイルドカードから勝ち上がった今季のチームについて「みんなをすごく誇りに思う。僕たちが心がけたのは、とにかく戦い続けること。1人だけの力じゃない。25人のメンバー全員が、どんな状況になっても諦めなかった。だからこうして、トロフィーを勝ち取ることができた」と感激した様子で振り返った。

シャーザーは今プレーオフで6試合に登板し、3勝0敗。チームのワールドシリーズ制覇に貢献した。