メジャー4球団を巻き込んだ超大型トレードが急転、再検討されている可能性が5日(日本時間6日)、浮上した。4日に複数の米メディアがトレードを報じてから24時間以上が経過しても、各球団から正式発表はなかった。一部の情報によれば、メディカルチェックなどで何らかの問題が発生した可能性が高く、トレード要員を再検討しているものとみられる。

18年MVPのムーキー・ベッツ外野手(27)と12年サイ・ヤング賞の左腕デービッド・プライス投手(34)がレッドソックスからドジャースへ。通算123発で実績十分のドジャース・ジョク・ピダーソン外野手(27)がエンゼルスへ、さらに前田健太投手(31)がド軍からツインズへ行くなど、選手の年俸を合計すると70億円を超える大型トレード。成立へ向けて動いていたはずだったが、計4球団の間で行われていた複雑な交渉が、最終局面で急転。各選手への条件調整や、交換要員の大幅な修正を強いられる可能性がでてきた。

今後の交渉次第では、前田の移籍が白紙となる可能性も考えられる。今回のトレードで、ド軍の最優先はベッツの獲得。仮にレ軍プライスの移籍が成立しなければ、ド軍にとっては先発ローテーション候補の前田の放出は痛手となるからだ。メジャーでは過去にも三角トレードが最終的に不成立となったケースは何度もあり、3球団以上のチームによる交渉は成立まで予断を許さない。キャンプイン直前、メジャーのストーブリーグが波乱の様相を呈してきた。