アストロズはホセ・アルテューベ二塁手、カルロス・コレア遊撃手、アレドミス・ディアス左翼手兼二塁手がそれぞれソロ本塁打を放つも、勝利を収めることはかなわず。30勝30敗のイーブンに戻せず、負け越してレギュラーシーズンの全日程を終えた。

昨季はメジャー最多の107勝を誇ったアストロズだが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)を受けてレギュラーシーズンが60試合と短縮された今季は、29勝31敗。ア・リーグ西地区2位でプレーオフには到達したものの、ナ・リーグ中地区のブルワーズ(29勝31敗)とともに、負け越しながらポストシーズン進出を果たした史上初のチームとなった。

それでも、今季からアストロズの指揮をとっているダスティ・ベーカー監督は「ここ数試合で大きな当たりが出ている。良い兆候だ。カルロスも、アルテューベも本塁打を放ったし、アルテューベのスイングはどんどん良くなっている」とコメント。「ここにいる選手たちはしかるべき状況で何をするべきか分かっている」と今後を見据えた。(AP)