レイズの右腕チャーリー・モートン投手(36)は11日、来季も現役を続けるかどうかは球団次第であるとの見解を示し、求められるなら来季も喜んでマウンドに立つつもりだと語った。MLB公式サイトが伝えている。

モートンは2年前にレイズと契約したが、1年を通じて自宅で家族と過ごせるというのがその理由の1つだった。3年目については1500万ドル(約16億5000万円)の球団オプションとなっており、これが破棄されれば引退も視野に入れるという。

来月37歳になるモートンは「レイズのような球団が、来季も僕にいてほしいと望むのであれば、非常に光栄でありがたいこと」と意欲を示した一方、「理想を言えば、家族にとっても球団にとっても最善の選択をしたい。もし今季が最後になるとしても、その心構えはできている」とコメント。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のため先が読めない状況であるとし、球団側がオプション破棄の上で再交渉を求めた場合は応じるとの意向も示した。

昨年はサイ・ヤング賞投票で3位になるなど、この2年間、レイズで大きな役割を果たしてきたモートン。今季は右肩の炎症による離脱もあったが、現在は調子が良いと述べており、実際に7日のア・リーグ地区シリーズ第3戦では154キロの速球を披露するなどし、勝利を手にしている。