【舞台裏】よみがえった巨人大城卓三 秘密の「ナカジさん打法」の真相に迫る

巨人大城卓三捕手(33)が、シーズン途中から中軸を任され、打線を牽引(けんいん)しています。昨季は打率1割8分7厘、3本塁打と不振で自己最少の56試合の出場に終わりましたが、今季は4月5日のDeNA戦(東京ドーム)の代打逆転弾をきっかけに、持ち味の強打でチームの勝利に貢献しています。打棒復活の裏側にあったのは、尊敬するレジェンドからの言葉でした。

プロ野球

★「The Backstage」

ドラマは注目シーンだけが、見どころではありません。目立たないところにも、さまざまなストーリーが詰まっています。舞台裏で、記者が見て、聞いて、思った話をお届けします。

★主な内容

  • 代打逆転弾から始まった打棒復活の軌跡
  • 「ナカジさん打法」とは何か 秘密の中身
  • 中島宏之氏が明かす真相

◆大城卓三(おおしろ・たくみ)1993年(平5)2月11日、沖縄県生まれ。東海大相模で甲子園に2度出場し、10年夏に準優勝。東海大では14年全日本大学野球選手権で優勝。NTT西日本を経て、17年ドラフト3位で巨人に入団。1年目から83試合に出場。21年から3年連続2ケタ本塁打。23年WBCで侍ジャパン入り。同年の134試合、119安打、打率2割8分1厘、16本塁打、55打点は、いずれも自己最多。昨季、国内FA権を取得し、行使せずに残留。複数年契約を結んだ。昨季まで通算811試合、581安打、打率2割5分9厘、65本塁打、260打点。187センチ、95キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸1億6000万円。

パワーと技術が詰まった殊勲打3発

4月5日のDeNA戦、大城は1点ビハインドの7回2死二、三塁のチャンスで代打逆転3ランを放ち、チームを勝利に導いた。9日後の14日の阪神戦では、1点ビハインドの8回に同点ソロ。5月5日のヤクルト戦では、0-0の4回1死一、二塁から、先制&決勝の3ランを放った。

巨人対DeNA 7回裏巨人2死二、三塁、3点本塁打を放つ大城(撮影・増田悦実)=4月5日

巨人対DeNA 7回裏巨人2死二、三塁、3点本塁打を放つ大城(撮影・増田悦実)=4月5日

DeNA戦は、セットアッパーの伊勢大夢の149キロの内角速球を東京ドームの右翼席上段へ、阪神戦は、勝ちパターンの一角だったモレッタの高めの148キロの速球を甲子園の最深部の右中間席へ、ヤクルト戦は、吉村貢司郎の148キロの内角速球を東京ドームの右翼席にたたき込んだ。

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。