ヤンキースなどで活躍し、オールスターにも選ばれた経験のあるフィル・ヒューズ投手が3日、自身のツイッターで現役引退を発表した。

ヒューズは「12年間でたくさんの浮き沈みを経験したが、振り返ると、自分の成し遂げたことを心から誇りに思う。チームメート、コーチ、スタッフ、医療スタッフやドクター、数え切れない全ての人々に感謝したい」とコメント。家族やこれまで所属した3球団のファンにも感謝を伝え、「ケガにより私の野球人生は終わりを迎えたが、他に情熱を傾けられることを探していこうと非常に楽しみにしている。私の仕事は野球選手から父親に変わるが、これからも常に野球とのつながりを感じていくことだろう」と続けた。

ヒューズは2007年にヤンキースでメジャーデビューし、13年まで同球団でプレー。2009年にワールドシリーズ制覇を経験し、翌年には自己最多18勝を挙げ、オールスターにも選ばれた。14年からツインズに所属し、18年途中にパドレスへ移籍。しかし、ここ数年は度重なるケガに苦しみ、最後に登板したのは18年8月だった。