現役時代に名捕手として活躍し、ブレーブス時代にはワールドシリーズ(WS)優勝も経験したダル・クランダール氏が5日に亡くなった。91歳だった。

息子のビルさんによれば、クランダール氏はパーキンソン病を患っており、家族に見守られながら息を引き取ったという。

1950年代、60年代において最高の捕手の1人と評価されたクランダール氏は、ブレーブス時代の1957年にWS制覇に貢献。ジャイアンツ、パイレーツ、インディアンスでもプレーし、ナ・リーグ捕手として守備率トップに立つこと4度、盗塁阻止率では5度首位に輝いた。オールスターには11度選出され、ゴールドグラブ賞は4度受賞した。

現役引退後、1972年から75年までブルワーズの監督を務め、後に米野球殿堂入りを果たすロビン・ヨーント氏らを育てた。(AP)