ヤンキースなどで活躍し通算696本塁打を放ったアレックス・ロドリゲス氏(45)が、NBAミネソタ・ティンバーウルブズを15億ドル(約1650億円)で買収することで合意したと、ESPN電子版が13日、伝えた。

NBAの承認を経て、正式に発表となる見込み。4月にミネソタの本拠地を訪ね、すでにチームの職員と対面し施設の視察を済ませているという。ウォルマート・eコマースのCEOを務めたマーク・ローイー氏(49)が共同出資者で、出資比率は50%ずつ。

ロドリゲス氏は昨年、メッツ買収を目指したが競売で敗れ、MLB球団のオーナーとなる目標は実現できなかった。メジャーでは2016年まで22年プレーし、通算打率2割9分5厘、696本塁打、2085打点をマーク。来年は野球殿堂入り候補となるが、現役中に禁止薬物使用で出場停止処分となっており、行方が注目されている。