エンゼルス大谷翔平(27)が日本人選手として初出場した米オールスター前夜祭のイベント、ホームランダービー(本塁打競争)の様子を放送した、13日のNHK「MLBホームランダービー2021」(午前9時5分)の平均視聴率が17・2%(関東地区、速報値)だったことが14日、ビデオリサーチの調べで分かった。

番組は同11時30分ごろまで放送されたが、瞬間最高視聴率は午前10時38分の20・4%(関東地区)だった。ホームランダービーの初戦で大谷VSナショナルズのソトとの激しい争いとなって再延長が決まった場面だった。

民放各局ではワイドショー、情報番組が放送された時間だったが、多くの視聴者が米コロラド州のクアーズフィールドで奮闘する大谷の姿にくぎ付けだった。

ホームランダービーでは、大谷がフアン・ソト外野手(22=ナショナルズ)と顔を合わせた第1ラウンドで、再延長の大激戦の末に敗退。手に汗握る展開となり、ツイッターのトレンドには「ホームランダービー」「♯ShoheiOhtani」「♯大谷翔平」「♯HRDerby」「♯HRダービー」「大谷くん」など関連ワードが続々とランクインした。午前9時台の放送開始ながら、大きな注目を集めていた。