4打数無安打に終わったパイレーツ筒香嘉智一塁手(30)だったが、試合後は鈴木の活躍を「敵、味方超えたところでうれしく思いました」と素直にたたえた。試合前、あいさつに訪れた鈴木に対し、両手を広げ、力強いハグで出迎えた。自らはデビュー後、約1年半にわたって苦心しただけに「日本人がこの米国の地で頑張ることで仲間意識も強くなる」と話し、「いいスタートを切れて良かった」と後輩の元気な姿を頼もしそうに見つめていた。