アスレチックスの先発右腕フランキー・モンタス(29)が、エンゼルス大谷翔平投手(27)にメジャー通算101本塁打目となる今季8号2ランを浴び、悔しがった。

モンタスはこの試合、大谷に打たれた以外は無失点に抑え、6回まで今季自己最多の12奪三振をマーク。鋭く落ちるスプリットが威力を発揮し、速球も98マイル(約158キロ)をマークした。

だが1回、2番トラウトにスライダーを中前打され1死一塁の状況で、大谷に痛恨被弾。カウント2-1から96マイル(約154キロ)の高めの速球をセンター右に運ばれる飛距離425フィート(約129・5メートル)の大きな一発を浴びた。

失点場面を振り返ったモンタスは「トラウトにはあの球で間違ってはいなかった。ただ彼は本当にバットコントロールが優れているし、とてつもなく良い打者だ」と話し「オオタニに対しては選球ミスだった。シンカーが高めに浮いたし、彼は打者としてベストの1人だ」と悔やんだ。コッツェイ監督は「モンタスは6回まで試合を作り、素晴らしい仕事をしてくれた」と話した。