メジャー最多の66勝でア・リーグ東地区首位のヤンキースが27日、アンドルー・ベニテンディ外野手(28)をロイヤルズからトレードで獲得したと、複数の米メディアが伝えた。交換はマイナー選手3選手になるという。

13年ぶり28度目の世界一を目指すヤンキースは開幕から好調だったが、27日にはメッツとのサブウエーシリーズで打線が振るわず2連敗。オールスター明けは2勝5敗と負けが込み、強打の外野手ジアンカルロ・スタントン(32)がアキレス腱(けん)を痛め26日に負傷者リスト入りした。

左打ちで巧打好守のベニテンディは、今季はここまで打率3割2分、3本塁打、39打点、3盗塁。2016年にレッドソックスでデビューし、21年からロイヤルズに移籍し、今季は初のオールスターに選出された。