エンゼルス大谷翔平投手(28)がマリナーズ戦に「2番DH」で出場し、8回の第4打席は三塁への内野安打だった。1死一塁で2番手右腕スワンソンに対し、1ボールからの2球目スプリットをボテボテの当たりで一塁へ走り、内野安打で2試合連続安打とした。

この試合が初対戦となる先発左腕ロビー・レイ(30)に対しては、1回1死の第1打席はカウント2-2からの5球目外角寄り高めの97マイル(約156キロ)フォーシームを空振り三振、3回1死一塁の第2打席はすべてスライダー攻めでカウント1-2から90マイル(約145キロ)のスライダーを空振り三振。6回先頭の第3打席もカウント1-2から外角低めの86マイル(約138キロ)スライダーに体勢を崩され空振り三振し、3打席連続の空振り三振に終わった。8回まで4打数1安打、3三振となった。

大谷は前日4日(同5日)の本拠地でのアスレチックス戦でメジャー11度目、今季5度目となる23、24号本塁打を放ち、ア・リーグ5位タイに浮上。OPSは同8位の.860をマークしている。

昨季サイ・ヤング賞に輝いたレイは、昨オフにブルージェイズからFAとなり5年総額1億1500万ドル(約155億円)の大型契約で移籍。今季はここまで21試合に登板し8勝8敗、防御率4・11で、直近2試合は連敗している。

エンゼルスは1回に3番レンヒーホが左翼側へ二塁打した後、4番アデルの左前適時打で1点を先制した。