ブルージェイズ菊池雄星投手(31)が敵地でのオリオールズ戦に先発し、6敗目(4勝)を喫した。5回0/3を投げ、3本塁打を含む6安打5失点。5失点は6月25日のブルワーズ戦に並ぶ今季最多で、自責5はワーストとなった。19試合の登板で防御率は5・13。

立ち上がりでいきなりつかまった。1死から連続四球でランナーをため、5番ウリアスに先制3ランを献上。味方が1点を返した直後の3回には、3番サンタンダーと4番マウントキャッスルに2者連続本塁打を許した。3本塁打を浴びたのは6月3日のツインズ戦以来、今季2度目。4、5回は追加点を許さず6回のマウンドに上がるも、先頭に四球を与えたところで降板した。

シュナイダー監督代行は試合後、菊池の配置転換の可能性について「現時点ではない」とし「彼は間違いなく我々に勝つチャンスを与えてくれている。今日はいくつか良くないボールが続いたけど、今後も投げる機会はくる」と、先発ローテから外さない方針を明かした。