【DeNA宮崎敏郎】目の前で説明を受けても消えない「?」 天才の思考に迫る2打席

DeNA宮崎敏郎内野手(37)は、球界屈指の巧みな「バットコントロール」と独特の「読み」で周囲を驚かせます。同じ88年世代で、2000安打&300本塁打を達成した巨人坂本勇人内野手(37)から「天才」と一目置かれ、24年までDeNAでコーチングアドバイザーを務めた小谷正勝氏(81)からは「12球団NO・1打者」と称賛されたこともあります。数ある中でも、今季、記者が取材した巨人田中瑛斗投手(27)との2度の対戦は、一流打者のすごみに触れるものでした。

プロ野球

★宮崎選手の打撃論 主な内容

  • 坂本勇人が「天才」と認めた
  • 「体はシュート、タイミングはスライダー」驚きの対応術
  • 小谷氏が「12球団NO・1打者」と称えた投手目線の理由

◆宮崎敏郎(みやざき・としろう)1988年(昭63)12月12日、佐賀県唐津市生まれ。厳木―日本文理大―セガサミーを経て、12年ドラフト6位でDeNA入団。16年からレギュラーに定着して17、18、20~23年に打率3割以上をマーク。首位打者2度(17、23年)、ベストナイン3度(17、18、23年)、ゴールデングラブ賞2度(18、23年)。21年オフに総額12億円の6年契約を結んだ。昨季まで通算1301試合に出場し、1353安打、打率3割、158本塁打、575打点。172センチ、85キロ。右投げ右打ち。今季推定年俸2億円。

DeNA対巨人 6回裏DeNA無死一、二塁、宮崎敏郎は同点適時二塁打を放つ=2026年7月10日

DeNA対巨人 6回裏DeNA無死一、二塁、宮崎敏郎は同点適時二塁打を放つ=2026年7月10日

巨人坂本勇人「ほんま、天才なんで」

宮崎は、本塁打を打った後のコメントで「風です」や「たまたまです」など、謙遜した言葉を並べる。同じプロ野球選手でも、理解不能な打撃技術、思考を持つオンリーワンのバットマン。22年から取材するが、時折、口にする「打撃論」に何度も驚かされる。

巨人坂本勇は、宮崎の打撃について「ほんま、天才なんで。僕には理解できないです」と一目置くが、記者が今季、DeNAの取材に訪れた試合の中でその一端に触れたのが、巨人田中瑛との対戦だった。

25年 巨人坂本勇人(右)と野球談議

25年 巨人坂本勇人(右)と野球談議

「体はシュート、タイミングはスライダー」…?

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兵庫県出身。報徳学園、関大を経て、2007年に日刊スポーツに入社。
野球部に配属され、同年12月までアマチュア野球担当、 2008年から11年まで1期目の巨人担当、2012~13年まで西武担当(2013年はWBC担当)、2014~16年まで2期目の巨人担当、 2017~18年までアマチュア野球担当、2019~20年まで3期目の巨人担当、2021年は遊軍、2022年からDeNA担当。26年は遊軍。
身長169・5センチ、体重58~63キロをいったりきたり。